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“日本野球ラストイヤー”となる可能性が高い巨人・上原の２００８年は、日本流酷使との戦いになる？！
「代えてやったらいいのにね。オープン戦でもそれほど球数を投げていないんでしょう？ 疲れで腕が振れなくなってきているよ」
ネット裏でこうつぶやいたのは、大リーグ・メッツの大慈彌スカウトだった。その直後の９回、上原は中村紀に決勝左越えソロを浴びた。球数はこの時点で１１０球。
昨年は抑えを務め、この日の中日戦が２年ぶりの先発のマウンドだった。原監督は「１００球くらいまでと思っていたが、『どうだ？』と聞いたら、上原本人が『行ける』と言ったので」と釈明。中継ぎ陣が不振という事情もあるが、決勝ソロを浴びた後も１２１球まで引っ張ったのは解せない。中４日での先発を強いるかわりに１００球前後限定のメジャーなら、続投はなかったはずだ。
上原はプロ入り当初からメジャー志望を抱き、ついにＦＡ権取得の年を迎えた。あるメジャー関係者は「代理人に関しては、福留、黒田と同様、元マリナーズの長谷川滋利氏を窓口に米大手マネジメント会社のオクタゴンと契約することが濃厚と聞いている。準備は着々と進んでいるのでは」と言う。
昨年は黒田が３年総額３５３０万ドル（約３５億３０００万円）の高条件でドジャースと契約。前出の大慈彌スカウトは「いまのメジャーはバブルですから、黒田より上か下かと聞かれても、一概には言えないですよ」とかわしたが、実績、格、年俸（黒田の広島での昨年の年俸は２億５０００万円。上原の今季は４億）からいって、黒田を上回るのは確実だろう。
とはいえ、今季の上原には過酷な運命が待ち受けている。日本一奪回が至上命令の原監督が、今後もエースにフル回転を求めるのは必至。さらに、８月の北京五輪では、「上原は基本的に先発だが、運良く準決勝、決勝となれば、どうなるかわからん」（日本代表・星野監督）と、ここでも先発＆抑え兼任の獅子奮迅の働きが計算されている。両太ももに“爆弾”を抱える上原は、故障を再発させたら元も子もないだけに、不安はぬぐえない。
上原は「長いイニングを投げるのは何年かぶりやったからね」とサバサバした表情で引き上げたが、予断を許さないシーズンが続く。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080402-00000015-ykf-spo
（ヤフートピックス引用）
★上原 浩治（うえはら こうじ、1975年4月3日 - ）は、読売ジャイアンツに所属するプロ野球選手（投手）。座右の銘は「雑草魂」。大阪府寝屋川市出身。
2007年に限り抑え投手をすることになったが、そこでも安定感抜群の活躍で優秀な成績を修めたことで、先発・リリーフの両面に高い適性を持つことを示した。リリーフ自主トレに同伴した西村健太朗（イニングイーター的な役割は果たしたものの信頼度は低かった）は「上原さんのように満場の歓声（信頼）の中で登板する投手になりたい」と語っている。
（Wikipedia参照）
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